配線トラブルによるセンサーの制御不良/フォードエクスプローラー

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業者様よりチェックエンジンの警告が点灯した、2010yフォードエクスプローラーの事例です。

 

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IDS(フォード純正正規診断機)によるPCM診断を行うと、チェックエンジンの警告を点灯させる要因のDTCが一度に多く入力されているのが判明。

具体的には、EGRバルブ及びEVAPの制御故障に、4箇所装着されている全O2センサーのヒーター回路の抵抗値不良。

 

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これら全てのセンサー類が一度に故障するという症状は、正直考えにくいので、SI(サービスインフォメーション)よりPCM回路図を確認すると、やはり「ひとつの要因」が浮かび上がります。

 

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その要因になり得そうな個所を、エンジンルーム内の一箇所に目星をつけて確認してみると…

 

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お分かりでしょうか?メインハーネスの一部がEGRバルブに触れて、ハーネスの皮膜が破れている状態

 

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EVAPやEGRバルブ及び各O2センサーのヒーターに電源を供給する、同一の配線がEGRバルブに触れて皮膜が破れている為、時折バルブ本体に触れたりするとショート状態になってしまいます。

特に経験上、アメ車の中でも比較的「フォード」ブランドは、こういった配線トラブルの事例が、他のメーカーに比べ少し多い気がします。

 

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こういった内容は、いくら専用テスター等を完備し診断を進めても、それだけでは なかなかその不具合箇所まで到達することは難しいです。

メーカーオンラインによる専用テスターと合せて、サービスインフォメーション等の閲覧環境による配線図等の把握が、トラブルシューティングでは最低限の設備と言えます。

UGでは、USビック3(GM/フォード/クライスラー)全メーカーの各純正診断機環境はもちろん、USメーカーサーバーとのオンラインによる各種ECUプログラミング等も対応していますので、ご安心ください。

 

UG/yoshida



 

*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

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2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)

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日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。

しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。

この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。

 

 

 

 

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2017y以降モデルの自社輸入車両は、全車シーケンシャルウインカー及びアダプティブブレーキランプで販売させていただきます。

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