サービスコラムロックのバイパス治療/シボレーコルベット

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本日入庫していただいた、2011yモデルのC6型シボレーコルベットにて行った、サービスコラムロックに対するバイパス処置作業を具体的に記載します。

 

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サービスコラムロックトラブルは、C5型より継承して、幾度かリコールにてエレクトリカルコラムロックの対策品への変更対応等メーカーが行っていますが、正直現時点ではC6に関しては完治するとは言い難い状態です。

ロックを作動させるモーターの信頼性が無く、モーターが作動しない状態だと次のステップである「エンジン始動」をECUが行わないので、不安を感じているC6コルベットオーナー様も多いかと思います。

 

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UGで扱う「コラムロックバイパスシュミレーター」は、信頼性の無い純正エレクトリカルロックを作動させずに、ショミレーターによる擬似信号にて確実にフィードバック回路を成立させる商品です。

 

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具体的な作業内容は、まず メーター周りのベゼルを外します(特にネジ等は使用していないので、引っぱるだけで外れます)。

ベゼル部に装着されているスイッチ等の配線を外しますが、気をつけなければいけないのが、イグニッションスイッチ(画像矢印部)の配線だけは外さずに そのままの状態にしておきます。

 

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更にメーターのネジを4箇所外してメーターをずらすと、ステアリングコラム部の右側面(画像矢印部)に、見難いですがステアリングコラムロックモジュール(SCLM)の存在が確認できます。

 

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この状態でイグニッションスイッチを「ACC」ポジションにし、コラムロックを解除します。

コラムロックモーターの初期不具合であれば、ステアリングポストのカバーを取り外して直接ハンマー等で軽く衝撃を与えれば、解除してくれるかと思います。

 

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コラムロックが解除している状態で、SCLMのプリント基板配線のほうを取り外します。

このプリント基板配線が、例のコラムロックモーターへと繋がる配線で、ロック解除状態で配線を外すのでロックすることは無くなります

 

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その取外したユニット部に、バイパスシュミレーターを接続します。

それにより外されたコラムロックモーターは二度と作動しなくなり、ユニットに対してはシュミレーターが擬似信号を送ることによって確実にフィードバック回路を成立させます。

 

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あとはシュミレーターを適当な箇所に貼りつけ固定し、念のため取外したロックモーター部の配線を絶縁しておきます。

 

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元通りに組み付け後は、TECH2にてSCLMの実測を確認し、正常に機能しているか点検及び、分解した際に入力されたDTCを消去すれば完成です。

 

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初期入荷分は既に完売し、予約分も含めて先日 新たにUSAより入荷。

既に残り僅かな状態ですが在庫分も確保出来ているので、ご希望の方はご連絡お願いします。

*この商品によるバイパス処置はステアリングロックが効かなくなるので、正規ディーラーでは行うことはしません(保安基準等に抵触する内容及び防犯機能が損なわれる等)

 上記の内容をご理解のうえ、お問い合わせください。

 

UG/yoshida



 

*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)

フォードIDS/VCM2導入済み

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能) コーディングソフトVEDIAMO その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

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アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

 

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2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売

 車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。

 北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。

 お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)

 

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クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能

日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。

しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。

この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。

 

 

 

 

既に5thカマロのスタンダードとも思える、4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカー点滅

ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。(~2014yチャレンジャーでも、同様の点灯方式が可能です)

 

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純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム

エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。

注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です

 

 

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