キーレスゴーシステムの不具合/ダッジチャージャー

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業者様よりお預かりして点検させていただいた、2012yダッジチャージャー

その不具合内容は、スタートボタンを押しても何れのキーFOBも認識せず…もちろんエンジンも始動してくれません。

幸い、キーFOBでダイレクトにスタートボタンを押すと、エンジンは始動してくれる状態です。(バックアップ方法)

 

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キーレスイグニッションノード(KIN)を備えたキーレスゴーシステムでは、無線周波数ハブモジュール(RFHM)と呼ばれる、無線周波数(RF)および低周波数(LF)受信機が備わっており、CANで制御される電子システムの主要コンポーネントのひとつに位置づけられています。

その正常な機能の流れは、ドライバーがKINのスタートボタンを押すと、RFHMが「開始要求」で通知し低周波アンテナを使用してキーFOBと通信を行い、キーFOBが車両内にあることを確認します。

キーFOBの応答はRFHMによって評価され、「FOB認証」を完了すれば、BCM(ボディコントロールモジュール)にイグニッションスイッチの位置を送信し、開始要求コマンドが機能。

 

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今回のチャージャーでは、WiTECHによる診断結果により、低周波アンテナである「パッシブエントリアンテナ」の全ての回路が断線状態と判明。

もちろんこの状態だと、RFHMはキーFOBと通信が行うことが不可能なので、車内にあるキーFOBの確認が行えません。

そのためのバックアップ方法として、キーフォブのノーズ側をスタートボタンに当てることにより、イグニッションスイッチが操作出来きることを可能にしてます。(RKEトランスミッターのバッテリーが少なくて消耗している可能性等によりスタートボタンが機能しない場合のための回避処置)

 

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車内に装備されている全てのパッシブエントリアンテナが断線…という状態は、実はそれを受信するRFHMの内部断線

残念ながら国内在庫が無くUSAオーダーなので、部品が入荷するまでの間は、先に述べた「バックアップ機能」にて、スイッチ操作するしか無いです…。

 

UG/yoshida



 

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