タンブルフラップの修理法/ベンツCLK350

 

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チェックエンジン警告ランプの点灯にてお預かりしている、W209型ベンツCLK350の修理事例です。

 

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XENTRY/DASによるDTC診断では、インテークマニホールドのタンブルフラップ故障エラーが入力。

このDTCの内容では、MEコントロールの制御によってタンブルフラップのアクチュエーターが作動しても、タンブルフラップ側からのフィードバック信号が無い=タンブルフラップ自体が動いていない状態

 

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そもそもタンブルフラップとは、インテークマニホールドの装着されている可変吸気用のフラップ

エンジンのECUであるMEユニットの制御により、インテークマニホールド前部に備わっているタンブルフラップ用アクチュエーターを作動させ、走行状況によって吸気の流れを可変させています。

 

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インテークマニホールドを取外すと、その全貌が一目瞭然で、アクチュエーターの作動により矢印のレバーが下に伸びることにより、レバーで左右のポートに繋がっているフラップが外側へ作動するという仕組み。

今回のDTC内容では、アクチュエーターが作動してもフラップが動かない=フラップ側が固着とECU(ME)が判断するのですが、このトラブルの殆どがレバー損傷によるもの。

 

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アクチュエーターと左右のフラップが繋がる中央部のレバーが樹脂製のため、経年劣化で損傷してしまい、アクチュエーターのロッドが作動してもフラップが動かないトラブル。

 

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但し、ベンツメーカーでの部品供給は、レバー等の単品供給は無く、高額なインテークマニホールドAssyの交換となってしまいます。

 

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しかしリペアキットと呼ばれるものが社外製品で多数存在し、インテークマニホールドを交換しなくとも分解してレバーを組替えるだけで修理対応が可能

さらにこのリペアキットのレバーは金属製なので、純正品に装着されている樹脂製品のような損傷が発生することは今後は皆無と言えます。

 

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もちろん、リペアキットを組替えるのもインテークマニホールドを取外さなければいけないので、マニホールドガスケット等を用意して脱着工賃等はかかりますが、マニホールドAssyの部品代を考えるとかなりお安く修理可能で、さらに強化されたレバーにより今後も安心です。

 

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