SRS点灯の理由/ベンツSL500

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車検整備にてお預かりした、R230型のベンツSL500ですが…メーター上にSRS警告が点灯したままの状態

いわゆるエアバッグ異常の警告ランプで、事故等に遭遇してしまってもエアバッグが作動しないのはもちろん、この状態では検査を受検することも不可能です。

 

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車検での整備項目と併せて、DASによるSRSの診断を行うと、運転席シートベルトテンショナーの点火回路の抵抗過大と判明。

シートベルトテンショナー点火回路は、エアバッグの作動に併せてシートベルトを瞬時に巻き上げ、乗員をシート側に引き寄せる為の点火回路。

実はこのDTC入力によるSRSトラブル、この頃のベンツでは着座センサー不良と並んで多い内容です。

 

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全てがそうとは言えませんが、その多くはシートベルトテンショナー本体の不良では無く、シート下に存在するテンショナー回路の配線カプラー部での接触抵抗

今回のR230も念のためテンショナー本体の抵抗測定すると、やはり本体部のほうの抵抗値は問題なく、この接続カプラー部によって抵抗値が大きくなっていると判明。

 

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前後上下に作動するシートの稼動等によって、2極のピン端子カプラーの接触が悪くなるトラブルで、端子部の対策処置により解決します。

 

 

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