業者様より各種修理依頼にて入庫していただいた、C216型ベンツCL600ツインターボです。
その修理内容のひとつ、左サイドのクォーターウインドが少し開いたまま動かないというもの。
パワーウインドウが動かない一般的な事例では、モーターやレギュレターといった部位の不良が真っ先に思い浮かぶと思います。
ただし、ベンツのクーペボディはセダン系と異なり、ドアの開閉時にドアウインドと同時にクォーターウインドも数センチ上下作動します。
その制御を行うために、リアコントロールユニット(FSG)が存在するので、闇雲に左リアウインド部を分解点検する前に、DASにてクォーターウインド作動実測等を診断。
しかし、FSGに記録されているDTCは、左リアウインドに対するEEPROMのメモリ超過が現在値にて存在。
データーの格納に使用されるEEPROMは、一般的に電気的に内容の書き換えが可能なROMなのですが、車両のECUでの制御においてEEPROMのメモリ超過が現在値でDTC入力される場合は、基本ECU交換が必要。
FSG(リアコントロールユニット)は、動かない左リアとは反対の、右リア側面に存在します。
リアシートやサイドのトリムを取外すと、リアウインドを制御する機能を有したFSGが確認できます。
FSG(リアコントロールユニット)は、リアSAMユニットとが別に存在し、リアウインド作動以外の制御も行うECUですが、正直同様の症例(リアウインド非作動)も実は多く存在し、今回も残念ながら交換が必要です…。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2017y度 年間ベンツ修理入庫実績164台)
あらゆるクラスの各種故障診断はもちろん、ECU交換の際に必要なオンラインによるSCNコーディング等、ディーラーレベルの作業が可能です。
また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等(コーディングソフト/Vediamo完備)も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等)
ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2018y以降対応/WiTECH2.0(オンラインWebディーラー診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約
フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフト「VEDIAMO」完備 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
2015y以降ダッジチャレンジャー用/各種改善用CANBUSアダプター(2018y対応)
車輌のCANラインより、各ウインカーの出力信号を取り出す、改善用のCANBUSアダプターです。(BCM出力は使用しないのでウインカーデイライトON/OFFも可能)
またカナダモデルのウインカーデイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
また別途、アダプティブブレーキ/シーケンシャルウインカー等のCANBUSアダプターもプログラム作成可能。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
2011y以降LD系ダッジチャージャー日本仕様テールランプ改善 スイッチバック式ウインカー/バックランプ
スモール及びブレーキ点灯は、オリジナルと同一。
バックランプもオリジナルと同じですが、ウインカー作動時にはバックランプ灯がアンバー点滅に切り替わります。
もちろん車検対応、未だUS仕様のままのお車にお乗りの方は、安全のために是非ともご検討ください。