本日急遽ご来店頂き診断作業を実施した、2013yキャデラックATSの事例です。
不具合内容は、アダプティブクルーズコントロールのスイッチ操作を行うと使用不能のメッセージが表示され、クルーズコントロールが作動しない状態。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)は、通常のクルーズコントロール機能に対し、より安全に快適に進化した機能です。
フロントグリル内に納められたロングレンジレーダーモジュールをはじめ、様々なセーフティモジュールが連動して、走行環境を常にスキャンし、例えば前方車両の車間距離等を常に一定に保つ自動運転機能を備えています。
その機能を正確にコントロールする為に、実に様々な多くのECUがコミュニケーションを行い、より安全に走行できる様に制御されています。
しかしその制御にエラー等の不具合が発生するとモジュールが危険と判断し勝手な減速やクルーズコントロールの機能そのものを止めてしまう状態になります。
例えばエスカレード等では、ロングレンジレーダーセンサーモジュールに対するアップデートされたキャリブレーションをインストールし、モジュール学習を実行すれば改善される事例も多々あります。
ですが今回のATSでは、ロングレンジレーダーに対しては現状よりアップデートされたキャリブレーションが存在していませんでした。
しかし、GDS2にてロングレンジレーダーに対しての情報詳細やデーター実測は表示すれど、モジュール学習ステップだけが拒否される状態。
ECU内部プログラムの問題に絡んできている可能性があるので、再度Tisオンラインにてロングレンジレーダーセンサーモジュールをリプログラミング実行。
念のため、アクティブセーフティコントロールモジュールはアップデートキャリブレーションが存在していたので、こちらもインストール作業の実施。
結果的には、ロングレンジレーダーセンサーモジュールを、同一キャリブレーションではありますがリプログラムした後では、学習コマンドの実行が正常に作動。
後は一般道走行にて、障害物等に対するレーダー機能の学習プロセスの実施走行です。
学習が完了すれば、無事アクティブクルーズコントロール機能も回復し、問題となるDTC入力の発生も無くなりました。
上記内容では、ロングレンジレーダーセンサーモジュールに対するリプログラムと学習ですが、気になるところはやはり、同一キャリブレーション再プログラムの必要性が存在したということだけです。
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カナダモデルの対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
既に5thカマロのスタンダードとも思える、4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカー点滅。
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エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。
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