タイミングケースからの冷却水漏れ/クライスラー300C

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遠方より 車検のご依頼を頂いて お預かりした、06yクライスラー300Cの5.7Lツーリングです。

検査前の点検にて、足回りのブッシュの劣化や ATミッションのオイル滲み等、気になるところが数点存在しています。

 

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その中でも 最も気なるところが、エンジンのフロント側に見受けられる冷却水の漏れ痕

一見、ウォーターポンプから漏れているかのように見えますが、漏れている箇所はエンジンのフロントタイミングケース内からです。

 

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この水漏れ修理作業の為、各補機類を取外して、フロントのタイミングケース廻りを分解します。

 

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タイミングケースには 冷却水を循環させるウォーターポンプが取り付けられているので、ブロックに導かれるウォーターラインがケースに存在します。

 

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そのブロックとの接合面にあるガスケットシールの劣化により、冷却水が漏れてきているのが今回の原因。

10年前後経過すると経年劣化で発生してきやすく、HEMIエンジンでは多く見受けられる症状です。

 

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取外したタイミングケースを洗浄し、新しいガスケットシールを組み付けて現車へ装着。

 

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同時に 劣化したウォーターポンプや消耗品であるサーモスタットも交換し、その他の諸々作業も全て終了。

特にこれからの時期は、外気温の上昇と共に、冷却水漏れに起因するオーバーヒートトラブルも発生しやすくなります

当UG工場にも、昨日今日と水漏れトラブルの車両が数台入庫してきているので、特に年数の経過した車両は、トラブルを未然に防ぐ為にも定期的な点検の実施が重要です。

 

UG/yoshida



 

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