PCM不良によるO2センサーエラーとエンスト/ダッジマグナム

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業者様よりお問い合わせを頂き、この度UGに初めて修理ご入庫いただいた、2005yダッジマグナムR/Tの作業です。

 

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不具合内容は、チェックエンジンの警告ランプが点灯し、エンジンも不安定。

始動直後は頻繁にエンストが発生する状態です。

 

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まずは簡易的にAUTELにて、チェックエンジン警告を点灯させているDTC(故障コード)を確認。

すると、全てのO2センサーのヒーター回路にエラーが現在値で発生しています。

これは各O2センサー/ヒーターエレメントの入力が、最大許容電圧を超えている時に検出されるエラーで、通常はヒーター回路の抵抗過大や断線等、センサー自体や配線の不良が考えられます。

 

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ただし、今回のように一度に全てのO2センサー(合計4個)の回路が不良となると、各々のセンサー自体の不良とは少し考え難いと予測できます。

順番に配線等を測定して診断した結果、想像通りのPCM内部での回路不良と判明。

PCM内部故障により、始動直後に繰り返す謎のエンストも、それが原因であると推測出来ます。

 

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今回は業者様のご希望により、中古部品での交換対応にて修理を進行

この型の300C/マグナム系では、キャリブレーション等が適合すれば中古のPCMを利用することが可能

 

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ただし、中古品のPCMをそのまま交換しただけでは、ECUは起動せずエンジンをかけることは出来ません。

wiTECH2.0(ワイテック2)にて、現車へのマッチング作業を施すことにより、他車に使用されていたPCMが現車へと移行します。

 

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無事、PCM交換に伴う処置後はエンジンも始動し、あとは必要とされる各種学習処理を実行して完了です。

 

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UGでは既に昨年より、オンラインWebディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。

クライスラー/ダッジの最新ディーラー診断機であるwiTECH2.0(ワイテック2)は、2018y以降も全車両オンラインによる診断及び修理に対する各種プログラミング作業が可能

常時オンライン状態で起動している為、定期的な診断機のアップデートにより、常に最新状態のアフターサポートが可能

UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



 

*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

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