数週間に一度、ブレーキフルードを補充しなければいけない程度に減る状態で、業者様より修理お預かりしていた、9PA型ポルシェカイエンの作業です。
業者様のほうでチェックしてみたけれども、特にブレーキフルードが漏れている箇所が分からない…という案件です。
ブレーキ配管の全貌を確認するため、各箇所のライナーやアンダーカバー類を全て取外して点検。
すると、右フロントフェンダー内に存在する、ブレーキラインのインターメディエイトジョイント部の1箇所の配管取付部から、ブレーキペダルを踏んでいると滲んできているのが判明。
このインターメディエイトは、ハイドロリックユニット側の配管とキャリパー側への配管途中に設けられているので、エンジンルーム側から貫通して状態で取り付けられています。
そのため、ワイパーカウル周りを分解し、更にDMEユニットや外気導入口等の邪魔になる付属品を取外して、
すると先程のインターメディエイトの裏側がやっと確認できました。
取外したインターメディエイトは、アルミの表面が腐食している状態。
フェンダーライナー内に隠れてはいるのですが、長年の使用で雨や泥水の堆積は避けられず、腐食してしまっていると考えられます。
表面腐食くらいではブレーキフルードが漏れるまでは至らないのですが、運悪く一部の配管取付部に堆積して、その箇所での腐食が進行。
パイピングのフレア加工部の「当たり面」まで浸透し、フルードの滲みを誘発していました。
そのような状態では、仮に増し締めしても、継続的に滲みが止まるとは思われません。
特にブレーキ周りの劣化部品は、事故に影響する危険を伴うので、インターメディエイト及び配管の双方を交換して対処。
なんとか年末までに作業も終え、無事ブレーキフルードの滲み漏れも完治出来ました。
UG/yoshida
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