ブレーキフルードの漏れ箇所探索…/ポルシェカイエン

 

IMG_4009

数週間に一度、ブレーキフルードを補充しなければいけない程度に減る状態で、業者様より修理お預かりしていた、9PA型ポルシェカイエンの作業です。

業者様のほうでチェックしてみたけれども、特にブレーキフルードが漏れている箇所が分からない…という案件です。

 

IMG_3406

ブレーキ配管の全貌を確認するため、各箇所のライナーやアンダーカバー類を全て取外して点検

すると、右フロントフェンダー内に存在する、ブレーキラインのインターメディエイトジョイント部の1箇所の配管取付部から、ブレーキペダルを踏んでいると滲んできているのが判明。

 

IMG_3404

このインターメディエイトは、ハイドロリックユニット側の配管とキャリパー側への配管途中に設けられているので、エンジンルーム側から貫通して状態で取り付けられています。

そのため、ワイパーカウル周りを分解し、更にDMEユニットや外気導入口等の邪魔になる付属品を取外して、

 

 

IMG_3407

すると先程のインターメディエイトの裏側がやっと確認できました。

 

IMG_3409

取外したインターメディエイトは、アルミの表面が腐食している状態

フェンダーライナー内に隠れてはいるのですが、長年の使用で雨や泥水の堆積は避けられず、腐食してしまっていると考えられます。

 

IMG_4015

表面腐食くらいではブレーキフルードが漏れるまでは至らないのですが、運悪く一部の配管取付部に堆積して、その箇所での腐食が進行

パイピングのフレア加工部の「当たり面」まで浸透し、フルードの滲みを誘発していました。

 

IMG_4018

そのような状態では、仮に増し締めしても、継続的に滲みが止まるとは思われません。

特にブレーキ周りの劣化部品は、事故に影響する危険を伴うので、インターメディエイト及び配管の双方を交換して対処

なんとか年末までに作業も終え、無事ブレーキフルードの滲み漏れも完治出来ました。

 

UG/yoshida



 

 弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

2018y以降対応/WiTECH2.0(オンラインWebディーラー診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約

フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフトVEDIAMO及びDTS Monaco完備 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

 

 

 

UGオリジナルで作製した10ポート/シーケンシャルのユニットをベースに、各種点灯/点滅パターンを更にUGにてユニットへプログラムしてみた動作のサンプルです。

通常のシーケンシャルモードの他、ウェーブモード/フラッシュモード/ナイトライダーモード、そしてスピード可変…

既製品ユニットには無い、ご希望の点灯/点滅パターン等があれば、ご相談に応じます。

 

 

 

トップページへ戻る