タイヤプレッシャーモニターの警告ランプが点灯している、C7型シボレーコルベットの作業です。
GDS2での診断では、センサーの不良によってタイヤの空気圧が検知出来ていない状態。
多くのアメ車では、ホイルのエアバルブ部がセンサーとなっており、各センサーから送信される情報を車両側のユニットが検知して、メーターディスプレイに現在空気圧を表示させています。
各センサーは周波数による情報を発信する為、内臓バッテリーが備わっているので、使用年数によって寿命が存在します。
寿命に達したセンサーは、もちろん交換が必要ですが、新品のセンサーを取り付けただけでは空気圧の検知が出来ずエラー表示が消えません。
受信する車両側のユニットに、新しいセンサー情報を学習させなければ、お互いコミュニケーションが取れず、TPMSの制御が行えません。
新しいセンサーを学習させるには、GDS2を起動させてタイヤプレッシャーセンサーの学習モードを実行します。
あとはテスターの指示に従い、順番に各センサーを学習させていけば、新しいセンサーを車両側が認識し、正常な制御が開始されます。
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