日頃のメンテナンスで最も重要なことのひとつ、エンジンオイルの交換について
よく言われるのが約5000Km走行毎に交換…ですが、今回は使用する「オイル」についてです
まれに聞くのが「安物オイルでいいから定期的に交換…」て耳にしますが、これは正解でもあり間違いでもあり…
もちろん、交換しないよりは安物オイルでも定期的に交換したほうが良いに決まってますが
例えば…2005yにHEMIエンジンとして復活した、クライスラー/ダッジ系のV8
使用するオイル粘度は、5W-20とかなり粘度の低い明記
もちろんこれには理由があって…
HEMI系V8エンジンには、MDSシステム(マルチディスプレイスメントシステム)といって、走行状況により4シリンダーの作動を停止させる機能が装着されてます
これはCPUによってソレノイドバルブが機能し、特殊なバルブリフターによって、オーナーが体感することなくスムーズに8→4気筒モードへと切り替えます
このMDS専用バルブリフターは、エンジンブロックに設けられた専用のオイル通路を経由して、オイルプレッシャーによって緻密に制御しており、このMDSリフターを正常に機能し続ける為にも推奨粘度のオイルを使用することが大変重要になります
もし誤った粘度のオイルを使用し続けて、それによってMDSリフターが損傷しちゃうと…このリフター、通常のリフターの倍以上の価格がするし、もちろんシリンダーヘッドを捲らないと交換できないし、最悪カムまでも損傷する可能性も…日頃のオイル交換はケチらずに、指定されたオイルで定期的に交換しましょう
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