クライスラー/ダッジ系のV8に採用されてるHEMIヘッド
そもそもヘミエンジンとは、ヘミスフェリカル(半球形)の短縮で、V字形のバルブ配置とセンタープラグの半球型燃焼室を持ったクロスフローOHVのハイパフォーマンスエンジンのことです
上の画像はシボレーの一般的なV8エンジンの燃焼室
通常OHVエンジンでは、カムシャフトの上にプッシュロッドを並列に並べ、ロッカーアームでバルブを駆動します
そのため写真のように一列にインテーク/エキゾーストのバルブが並んでるため、バルブの開口面積の拡大には限界があります
上の写真が、現在のヘミヘッド5.7リッターの燃焼室
半球形に近い燃焼室形状と、挟み角を大きく取ったバルブ配置により、よりビックバルブの採用が可能になり、OHVレイアウトながらOHCエンジン並みの高出力を発生することが可能になります
現在のV8HEMIは、新世代ヘミと称され、ツインプラグ化されて往年のヘミのような半球状の燃焼室形状では無いですが、MDS(シリンダー休止システム)等を採用し、パワーと燃費を高次元でバランスさせています
HEMIヘッドのようなバルブ配置をOHVで可能にするため、ロッカーアームの構造等もより複雑になり、開発コストもかかったハイパフォーマンスV8/OHV
アクセルを踏めば、通常のV8/OHVよりもスムーズな回転を可能にしているのは、HEMIエンジンならではです
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