車検整備にてお預かりした、2012yのVWポロ

走行距離は差ほどでも無いけど、各油脂類の交換…特に

 

 

このモデルのVW/アウディ系は全車ダイレクトインジェクション…いわゆる直噴エンジンが搭載されてます

既存のポート噴射では無いのでインテークバルブからは混合気の吸入ではなくエアのみの吸入になるので、よりハイコンプ（高圧縮）でもノッキングせず、理論空燃比に囚われないリーンバーン（希薄空燃比）が可能

それによって、より高出力と低燃費を可能に…もちろん、専用設計のシリンダーヘッドに直噴用のシステム（高圧噴射ポンプ等）と、コストはかかりますが

特にVW/アウディ系は、ダウンサイジングコンセプトに基づき、小排気量の直噴エンジン＋過給器（ターボ）により、ワンランク上のクラスのパワーと低燃費を両立

この考え方は低燃費もさることながら、軽量化にも貢献するので、例えばレース界でもトップカテゴリーのF1などでは、V6直噴の1.6リッター＋ターボというレギュレーションになってます

 

 

…しかし、いいことばかりでは無く…燃焼室内に噴射ノズル（インジェクター）が存在するので、インジェクターに「すす」等がたまりやすく、それによってエンジンオイルの汚れも激しく…また燃焼の構造上、排ガスのPM2.5排出も既存エンジンより多く…

 

 

ということで、特に直噴エンジン搭載車は、最低オイル交換のサイクルはキチンと豆に行うように…「すす」やカーボン等の堆積による燃焼安定性の悪化等のトラブルを考えれば、少し神経質なくらいに交換サイクルを気にしてもいいと思います

 

 

 

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UG/yoshida