ダッジマグナムのタイミングベルト交換

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走行距離80000マイルオーバー、キロにして約130000キロの06yダッジマグナム。

 

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エンジンはV6の3.5リッターOHC。

このエンジンは、HEMIヘッドを有するV8系と違い、OHCタイプなので、カムシャフト駆動にはタイミングベルトを採用してます。

 

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ご存知の方も多いと思いますが、タイミングベルトはチェーンと違い、磨耗による耐久性を考慮して、定期的な交換が必要。

 

 

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このV6系3.5リッターの場合は、使用状況にもよりますが、おおむね約100000キロでの交換。

もちろん、タイミングベルト交換時には…

 

 

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ウォーターポンプやテンショナーも同時に交換するのがベスト。

このエンジンのウォーターポンプはフロントケース内に収まり、タイミングベルトで駆動されているので、普段は確認することが出来ず=通常の点検では、少々の水漏れ等発生していても判断できません。

 

 

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そしてベルトの張りを調整しているテンショナー、このエンジンのテンショナーは油圧式を採用してます。

今回のマグナムは画像のように油圧抜けを起こしていて、適正な張りが保てていない状態でした。

正直、誤解を恐れずに言えば、一部のエンジンを除き余程の外的要因が無い限り、10万キロくらいではタイミングベルトが切れるほど損傷することは滅多に少ないです。

ただ、このように油圧テンショナーの抜けにより、タイミングベルトの張りが弱くなると、バルブタイミングのズレはもちろん、ベルト自体の張り不足により、ベルトのリブが磨耗しやすくなり、その状態で加速/減速による回転数変化の負担でリブの破損=コマ飛びが発生して….あとは、シリンダーヘッドへの大きなダメージというシナリオが待ってます。

 

 

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