エンジンが不調でお預かりしている、05yクライスラー300C。
具体的な症状は、走行中あるとき突然各種警告ランプが点灯してエンスト…その後エンジン始動しても吹けあがらず…しかし、あるとき急に正常に復帰するという内容。
WiTECH(クライスラー純正メーカーテスター)を使用して診断をすすめていくと…どうもPCM(エンジンコンピューター)の内部不良っぽい。
PCMは個々の車両にシリアル登録されるので、交換後はテスターでのプログラミングが必要です。
しかし…問題は、このエンジン…過去に当社で組み上げた、スーパーチャージドチューンエンジン。
何が問題かと言うと、スーパーチャージャーでの過給にあわせ、大幅に燃調等を当社のディアブロシステムにて現車セッティングで変更しているPCM。
もちろんノーマルのPCM燃調コントロールでは、まともにアイドリングすらできないエンジン本体です。
ディアブロでプログラムされたデーターは、PCMから出し入れ可能なのですが…
それはPCMがシリアル登録されているのと同じで、ディアブロデーター自体も同じ条件。
例えばこのスーパーチャージド用に造り替えたオリジナルデーターは、他の車両にインストールすることは不可能。
クライスラーは、この車両にテスターでコーディングした時点で、元のPCMはシリアル登録が外されることになるので、ひとつの車両で2つのPCMは存在できないシステムなのです。
果たして、新たに交換したPCMに、この車両用に現車セッティングで造り上げたディアブロのオリジナルデーターがインストールできるのか?…続きはまた次回にでも^^;
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