エンジンの調子が著しく悪い、95ｙシボレーアストロの点検です。
アクセルを開けた感じからすると、いずれかの気筒がミスファイヤーぽい状態。
95ｙと言えばフルモデルチェンジ後のモデルで、シリアル的にも96ｙ以降と同じWタイプ4.3リッターV6ですが、VORTEC（ボーテックエンジン）では無いモデル。
ちょうどGM系は96ｙ以降よりOBD2規格になり、95ｙモデルはその直前のモデルになるので、コンピューターの制御が96ｙと違って…要は、TECH2（GMメーカー純正テスター）で診断できる内容が、96ｙ以降と比べて極端に少ないんです^^;
ミスファイヤーの各気筒別実測も診れないんで、懐かしい（笑）オシロスコープを引っ張り出して診断です。
ちなみに今の車では当たり前の「故障コードのメモリー機能」も、95ｙまでのモデルは存在せず、エンジンランプが点灯中の状態でしか「故障コード」を読取ることが出来ません。
…老眼の目で、点火の波形を見つめながら…どうも特定の気筒というより、アトランダムに…二次電圧も…
結局、イグニッションコイルとセンターコードの接続部が…腐りかけ状態でした。
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