オイル漏れの真相/ベンツCLS

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エンジンオイル漏れで点検修理中の、W219型ベンツCLS350です。

エンジンはSLKより採用された、M112型の進化版M272型V6/4バルブで、吸排気ともに可変バルブタイミング機構を有しています。

 

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リフトに上げて確認すると、漏れたエンジンオイルがちょうどマフラーにあたる状態で、そのせいで煙が発生。

 

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さらに上に目をやると、エンジン上部からオイル漏れが発生しています。

通常、他の一般的なエンジンではこのパターン、エンジンのタペットカバーのシール劣化によるカバーパッキンの交換…なのですが、

 

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このM272型及びV8のM273型になってから、タペットカバーとカムシャフトのホルダーが一体構造になっています。

なので、タペットカバーを外す=タイミングチェーンを外してカムシャフトを外すということになってしまいます。

 

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しかし、一見タペットカバーからの漏れに見えるこのエンジンのオイル漏れ。

実はその殆どが、ヘッドリアに設けられた機械加工時のホールカバーやセパレーター部からの漏れ

 

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プラスチックパーツなので、経年劣化による変形等が原因で、ここからオイルが漏れてマフラーに…というパターン。

 

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…しかし今後の劣化で、本当にタペットカバーのシールからオイルが漏れてきたら…上記の理由で、エンジンを降ろす覚悟が必要です^^;

 

 

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UG/yoshida



 

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