エンジン始動不能の理由/ダッジチャージャー

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エンジンがかからないということで入庫診断中の、07yダッジチャージャーSRT-8/6.1HEMI

具体的な症状は、セルモーターは廻れど全くエンジンが始動する気配も無く

 

 

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まずはWiTECH(クライスラー純正メーカーテスター)にて、ユニットの実測およびCAN系統の診断。

PCM(エンジンコントロールユニット)やWIN(ワイヤレスイグニッションノード)等には、特に始動を妨げるエラーを表示するような履歴は皆無

ここで重要なのは、各ユニットがエンジン始動しない現在の症状に対し、異常と判断できない内容であるということ。

ということは、おそらく始動を妨害させている要因の作動も存在していないと考えられます。

 

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例えば、エンジンにガソリンを供給するフューエルポンプ。

ポンプを作動させるためには、エンジンの回転信号等がPCMに正常に入力されれば、PCMから作動信号をポンプに供給。

もし、エンジンの回転信号の入力がされなければPCMはセルモーターを廻していると判断できないし、またポンプに電源供給してもポンプ自体やリレーが不良であれば、それに対する判断もPCMでは不可能。

 

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上記の内容をクリアしても、初爆すらしないとなると、インジェクター及びイグニッションコイルの作動が全てストップしている原因の探求。

インジェクターとイグニッションコイルの作動は、もちろんPCMで行いますが、アースコントロールで信号供給なので、電源供給がされているか診断したのち…

 

 

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PCMでは判断できない特定の部位の診断と、正常な入力に対し正常な出力がなされているかの診断。

なかなか地道でアナログな作業です^^;

 

UG/yoshida



 

 

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UG/yoshida

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