エアコンの効きがもうひとつ…ということで入庫してきた、2012yダッジチャージャーの3.6VVTです。
確かにアイドリングでの冷えが悪く…ゲージを接続して確認するもガスが少ない様子でもなく、WiTECH(クライスラー純正メーカー製テスター)で点検するもDTCは皆無。
ただ実測値を確認すると、確かにエバポレーター温度センサーの数値がもうひとつ…
ということで、念のためエキスパンションバルブの交換にて、対照実験診断。
エキスパンションバルブとは、リキッドタンクを通過してきた冷媒を液体から気体に気化させるパート。
高圧ガスを小さなノズル穴から室内のエバポレーターへ気化することで、エバポレーターを冷却するのですが、この気化率が低いのでは?という仮説にて…
交換診断してみるも、体感的にもエバポレーター温度センサーの数値的にも、大きな変化は感じず(汗)
ということで、やはりコンプレッサーが怪しいという決断に。
というのも実は現車、少しでもエンジン回転を上げれば、エアコンの効きが大きく変化していたのです。
ガスが少ない時にも上記のような症状になりますが、それはガスの圧力によって判断します。
冷媒機能を十分に発揮するのに必要な高圧を、微妙にアイドリングで発生するに至らない…という状態。
特に今年の夏は例年に比べ暑くなりそう…というかもう既にかなり暑いですけど、お盆のシーズン前に少し効きが怪しい?と思われる車両は早めに点検しておかないと、国産車と違い輸入車の場合は部品が日本国内に数多くあるわけではないので…。
UG/yoshida
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2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
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