パワーウインドウ故障の前ぶれ/ベンツG500

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各部点検修理でお預かり中の、W463型ベンツG500です。

今回の不具合内容のひとつ、パワーウインドウの開閉スピード

運転席に比べ、助手席のパワーウインドウの開閉が、明らかに遅い状態です。

 

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ちなみにウインドウレギュレターは、近年のベンツでは多く使用されているワイヤー式なので、アーム式のようなレギュレターの変形等は考えにくい状態。

もちろんアーム式のレギュレターに比べ、それに対する調整といった箇所も、殆ど皆無な造りです。

その内容からして、例えばモーターの劣化によるパワー不足や、ウインドレール等の磨耗や汚れによる抵抗過大により窓自体が重い等が、最も想像しやすい原因かと思います。

 

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しかし、その原因はやはりレギュレターに起因することも…例えばワイヤーによって駆動されるローラー部。

ワイヤー式のレギュレターが突然潰れて窓が動かなくなる、もしくはミシミシといった異音が発生して変な角度に窓が動くと言ったトラブルでは、こういったローラー部の破損によるものが原因です。

ですが、その前ぶれとして、ローラー部の軸が僅かにガタつきだし、ローラー自体が少し振れて廻るような動作になると、モーター駆動の抵抗となって動作スピードに影響してきます。

 

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窓の動きが最近遅いと感じ、そのまま放置しておくと、限界に達したワイヤーローラーがある時いとも簡単に破損して、突然窓が動かなくなる…。

特に何故か?タイミングが悪く、こういったパワーウインドウの最終末期トラブルは、窓を開けて閉める動きの時になりやすく(窓を上げるほうが負担が大きいので)、開いた窓が閉まらないままの状態に陥り…そうなる最悪のケースになる可能性もあるので、調子が最近悪いと感じたら早めにチェックしておいたほうがいいかもです。

 

UG/yoshida

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