ご存知の方も多いでしょうが、クライスラー/ダッジに搭載されている5.7HEMIエンジンには、気筒休止システムが備わっています。
その構造は、油圧で可変するMDSリフターを用いて、PCM(パワートレイン制御モジュール)によりコントロールされています。
MDSリフターを円滑に作動させる為、メーカー指定オイルの粘度は0W-20と低粘度でありながら、高性能な品質が要求されています。
そういった観点から、PCMもオイルの性能監視に重点をおき、他の車種では存在しないDTC(故障コード)等もHEMIエンジンには採用しています。
これらは全て、MDSリフターの作動に影響する可能性を考慮し、油温に対する油圧を演算してオイル粘度の監視を行っています。
しかし、時としてあまりに敏感過剰に反応しチェックエンジン警告の点灯をする可能性に対し、後にオイルプレッシャー等に対する新規キャリブレーションが発表されています。
こういった利用可能なキャリブレーションは、メーカーログインにてオンライン接続を行ったWiTECH(クライスラー正規テスター)を用いて確認可能。
WiTECHを用いて現車を本国メーカーサーバーと接続することにより、即座に新しいプログラムが発表されているECUが存在しているか判断できます。
新規キャリブレーションに対し、WiTECHにて利用可能な新しいソフトウェアをダウンロードして、現車のECUをリプログラミングして最新状態のデーターに書き換えます(フラッシュ)。
こういったフラッシュ作業やまた、DIABLO等のチューニングデバイスを用いてのファイルの書き換え等も同様、常にECUが安定した電圧状態を維持する必要があります。
不安定な電圧変化を起こすと、フラッシュ作業が中断してインストール不完全状態に陥り、ECUが使用不可能に陥ります。
特に最近、業者様等でフラッシュやチューニングファイルのインストール時に中断して失敗してしまい再起不可能となる案件の問い合わせも数件お聞きしているので、必ずこういったECUのプログラムに関わる作業時は、フラッシュ時専用に供給されている定電圧タイプの充電器を接続し、ECUの電圧変化を起こさぬ環境が大事です。
今回PCMの新規キャリブレーションに対するフラッシュを行ったダッジチャージャーでは、上記の項目以外にもシフト操作に対するクォリティアップが図られたTCMキャリブレーションも存在してたので、フラッシュ作業後はドライブフィーリングの向上による改善も体感できるでしょう。
UG/yoshida
#Charger #dodgecharger #chargersrt #srt #hemi #mopar #srt8 #mopar
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)
フォードIDS/VCM2導入済み
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能) その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム。
エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。
注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です
既に5thカマロのスタンダードとも思える、4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカー点滅。
ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。(~2014yチャレンジャーでも、同様の点灯方式が可能です)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。