VEDIAMO（ベディアモ）とは、現行のベンツ全般に対するコーディングソフトです。
近年、「ベンツ コーディング」というキーワードで検索すると、実に様々なコーディング施行の実例を目にするかと思います。
ここでいうコーディングとは、修理等でのECU交換に伴う作動開始プログラミングでは無く、設定変更（プログラミングの内容変更）です。
ベンツの診断機である従来のDASから現行では全てXENTRYへと移行され、ECU作動開始プログラミングであるSCNコーディング等は全て、現在ではXENTRYでの作業となります。
しかしXENTRYではDASでいうデベロッパーページが使えなくなり、ほとんどのECUはメーカーからVINで定められたプログラム内容を、ユーザーの希望に応じて各種設定変更することが出来なくなりました。
その機能を補うため、新たにコーディングソフトとして存在するVEDIAMOを使用し、オーナー様の希望に合せて各種設定変更を実行することになります。
その内容は、デイライトの作動やライト光量の調整/ロケーターライティング/エコモード設定記憶/リバースやシートベルト警告音/フューエルボリューム変更やオーバーブースト設定/各種リミッター解錠…等、様々な設定変更希望があるかと思います。
しかし、その内容は通常の診断機での設定変更項目では無く、ECU内のプログラム内容を開いて故意的に変更設定していく作業。
プログラム内容の何処をどう弄れば、どういう風に変更していくのかは、まだまだ未知な部分も多く、一歩間違えればECUを潰しかねないので勉強が必要です…
UG/yoshida
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