O2センサーのヒーター機能/シボレーエクスプレス

 

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チェックエンジンの警告点灯にて診断/修理を行った、06yモデルのシボレーエクスプレスです。

警告ランプは点灯している状態ですが、不調を体感するような不具合は感じず。

 

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Tech2WinにてPCMを診断すると、バンク2側のO2センサー(上流側)のヒーター回路のエラー

O2センサーは、大抵マフラーの触媒前後に装着されており、特に上流側はエンジンから出た排気ガスを検知することによって空燃比を監視し、常にエンジンを理論空燃比に対する補正を行う上で最も重要なセンサーのひとつ。

もちろん、O2センサーの補正機能が損なわれると、走行状態に応じた燃料調整を行うことが出来ず、体感する各種不具合が発生します。

 

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しかし、今回の場合は補正機能そのものの不具合では無く、ヒーター回路側の不具合

高温の排気ガスに晒されているO2センサーは、その多くがジルコニア素材が使われています。

このジルコニアは600度以上の温度でないと活性化されないので、エンジンを始動して排気温度が上がるまで、O2センサーを暖気する機能

 

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多くのO2センサーの端子数が4本配線である理由は、センサー機能に関与する信号ラインの2本とは別に、ヒーター回路用の電源2本が存在する為。

特にヒーター機能が損なわれても、センサー自体の機能が正常であれば、通常走行においてECUに対する補正機能には影響しません。

 

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しかし、O2センサーの温度が低い間は正確な信号をECU に送ることが出来ないが故、一般的にエンジンをかけた瞬間の排気ガスはガソリンが濃くなるので、排気ガスを浄化する触媒に大きなダメージを与えてしまうリスクが伴います。

そういった後のトラブルを誘発する可能性もあるので、不調を体感しなくとも必要とされている機能を全て正常に保つメンテナンスが重要です。

 

UG/yoshida



 

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