定期点検にてお預かり作業中の、991型ポルシェ911カレラです。
今回は、点検整備の基本である、エンジンオイル交換について。
ポルシェを代表する911は、RRレイアウトのフラット6という伝統を継承しつつ、996型より水冷化へ、そして997型後期より直噴エンジン化と、最新進化系のモデルが991型になります。
元来、お世辞にも整備性がいいとは言えないその構造、991型ではとうとうリアフードを開けてもエンジンを拝むことは出来なく、メンテナンス用にエンジンオイルフィラーとラジエターキャップが存在するだけです。
当時の空冷式と違い、オイル量調整等の手間は、水冷式のため油温変動による差異に神経を使うことは少なくなりました。
ポルシェは911に限らず、大抵のモデルはアルミ製のヘキサゴンドレンボルトを使用しているため、オーバートルクによる変形が発生しやすいので注意が必要。
991型では、オイルエレメントを交換するには、エレクトロニックファンAssyを車両より取外さなければ、アプローチできない構造。
36mmのボックスにて、エレメントハウジングのキャップを取外し、オイルを垂らさぬ様に気をつけながらエレメントの交換。
オイルの注入は、フード内にあるフィラーキャップより、溢れぬ様に注意して規定量を注入。
オイル注入後は、エンジンを始動して、適正温度まで油温が上昇するのを待って、エンジンをオフにして約1分待ちます。
上記の条件が適うと、メーターディスプレイ上でのレベル測定にて、オイル量の確認が可能。
逆に油温や待ち時間等の条件が合わなければ、レベル測定の画面は表示されません。
ポルシェのエンジンは、他メーカーの一般エンジンと異なり、特にターボモデルでは走行距離に比例してオイルが減ります。(漏れでは無くオイル消費)
そういったエンジンの性格を踏まえ、ポルシェオーナー様にいたっては、定期的にオイル量の測定を心がけるようお願いします。
ポルシェセンターでエンジンオイルを交換すると、911系では4~5万は軽くかかる作業料金(部品代含む)と言われ、高額なオイル交換作業料を必要とされる1台。
UGではポルシェをはじめ、フェラーリやランボルギーニといったプレミアムカーのオイル交換等も、リーズナブルな工賃設定で随時作業を行っています。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)
フォードIDS/VCM2導入済み
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能) その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
US本国仕様4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカーアンバー点滅。
~2010yチャージャー/~2014yチャレンジャー等、ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。
純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム。
エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。
注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です