プレッシャーセンサーによるEVAPトラブル/シボレーエクスプレス

 

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業者様より修理のご依頼を頂きお預かりした、06yのシボレーエクスプレスAWD/スタークラフトです。

 

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数種お聞きしたトラブル内容のひとつ、チェックエンジン点灯

まずはこれを処置するため、テスターによる診断を実施。

 

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TECH2によるDTC(故障コード)診断では、EVAPのベントシステム機能不良を検出。

EVAPとは主に、ガソリンタンク内から発生する燃料蒸発ガスを大気開放せずに、混合気と共に燃焼させるシステムで、ECM(エンジンコントロールモジュール)にて監視及び制御を行っています。(燃料蒸発ガスは引火性のある有害ガス(揮発ガソリン)なので、自動車ガス規制により大気開放が禁じられています)

 

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EVAPトラブルで最も多いのは、各ソレノイドバルブの制御によりシステム密閉状態にも関わらず、ガソリンタンク内の負圧を維持できないリーク系のトラブル。

しかし今回のエクスプレスでは、TECH2による実測値を確認すると、タンクプレッシャーが常時-32mmHgの負圧状態固定の数値。

さらにはガソリンキャップを開放しても数値の変化が無いので、明らかにプレッシャーセンサー値の不良と考えられます。

 

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タンクプレッシャーセンサーを交換するため、120ℓ容量の大きなガソリンタンクを車両より降ろします。

 

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ガソリンタンク上部にあるフューエルポンプやメーターセンダーユニットが装備されたタンクユニットに、タンクプレッシャーを検出するセンサーが装備されています。

 

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キャップを開放しているのにタンク内が負圧ということは有り得ないので、新しいタンクプレッシャーセンサーを手配し、

 

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タンク上部の古いセンサーと交換です。

 

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そしてまた、この大きなタンクを車両へドッキング。

 

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もちろん新しいセンサーへ交換後は、プレッシャーセンサーの実測も正常値に復帰しました。

 

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…続いて次はトランスファーを降ろして、別件内容の修理に取り掛かっていきます…。

 

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