可変インテークフラップの不具合/アウディA3

 

IMG_8883

車検整備にてお預かりした、8P型のアウディA3です。

点検にて交換しておくべき各消耗品や油脂類等の他に、今回の車両の場合はもうひとつ、解決しなければいけない箇所が一点。

 

IMG_8832

チェックエンジンの警告ランプが点灯。

もちろん、この状態では継続検査を受けることが出来ません。

テスターにて診断したところ、インテークランナーフラップのポジションエラーと判明。

 

IMG_8849

可変吸気システムを備えたインテークマニホールドなので、インテークポートにECUで制御されるフラップが存在しています。

 

IMG_8850

そのフラップを駆動させるアクチュエーターが、リア側に装着されているのですが、テスターによる操作点検を実施したところ、正常に駆動しているのが目視で確認できました。

しかしセンサーの実測値は変化なく、駆動に対するフィードバックが行えていません

 

IMG_8852

そのセンサーは、アクチュエーターの反対側に位置するフロント側に装着され、車両装着状態ではその存在が殆ど確認出来ません。

 

IMG_8872

センサーの交換にしろ フラップバルブの点検を行うにしろ、いずれにしてもインテークマニを取外さなければいけないので、一旦車両よりインテークマニAssyを外します

 

IMG_8873

これが各インテークポートに備わっている、インテークランナーフラップ

アクチュエーターでその軸を駆動させているのですが、こちらのほうは軸の損傷等も皆無で特に問題なし。

 

IMG_8869

その軸の延長線上にあるアクチュエーターとは反対側に位置する、センサーの全貌が確認でき、上記の点からセンサーの不具合と結論。

 

IMG_8871

新しいセンサーを取り寄せ、インマニフラップの軸に合せて取付し、インテークマニを元通りに組み付けていきます。

 

IMG_8881

修理後は無事テスターでの実測値も正常復帰し、他の消耗品等の交換部品も全て作業終了し、あとは明日検査を受ければ終了です。

 

UGでは出来るだけ多くの車両診断を行えるよう、AUTEL製の汎用診断機を完備しております。

メーカーによりその診断機能は様々ですが、この汎用テスターで約50メーカーの輸入車に対応しているので、アメ車やベンツ以外のユーザー様も故障修理対応可能です。

 

UG/yoshida



 

*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

2018y以降対応/WiTECH2.0(オンラインWebディーラー診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約

フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフト「VEDIAMO」完備 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

トップページへ戻る