内気循環スイッチ点滅の理由/クライスラー300C

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エアコンの内気循環(リサキュレーション)スイッチを押しても、LEDが点滅した後すぐに消えてONにならない、2013yクライスラー300Cの修理内容です。

自動温度制御(ATC)を行うオートエアコンシステムでは、車内の湿度を検出しA/Cシステムの除湿効果を最適化するために湿度センサーが装備され、「条件が満たされていない」と判断したときに点滅作動します。

 

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今回のLXでは、wiTECH2.0(ワイテック2)にて実測を確認すると、その湿度センサーの露点温度値がエラー状態

この状態ではエアコンを制御するECU(HVAC)が、内気循環作用をコントロールする為の湿度センサー値を検知出来ない=条件が満たされないので、内気循環スイッチを押してもキャンセルされます。

 

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湿度センサーはフロントガラス上部に装備され、湿度や露点やフロントガラス温度を検知し、フロントガラスの曇りを防止する制御を行ううえで重要なセンサーとなります。

その状況によるセンサーの実測値にて、フロントガラスの曇り防止に対する制御を妨げると判断される検知値では、通常操作でのリサキュレーションモードはキャンセルされます。

 

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しかし、エラー実測によりその機能をも果たせなくなった原因である今回の300Cは、新しい湿度センサーへと交換します。

 

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センサー交換後の実測では、正常にその数値が検知され、もちろん内気循環(リサキュレーション)スイッチも条件が満たされた条件下では、正常にON(LED点灯)となり機能します。

 

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