ドライブシャフトとボールジョイントと…/ベンツA170

 

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車検整備でお預かり作業中の、W169型ベンツA170です。

 

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リフトに上げて下回りを確認すると、右フロントドライブシャフト周辺に、おびただしい量の飛び散ったグリス痕

 

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もちろんこの状態では、検査に合格しないばかりか、そのまま乗り続けるとグリス切れによる等速ジョイント損傷の危険性もあるので、車両よりドライブシャフトAssyを取外して修理です。

 

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ドライブシャフトのインナー側のブーツが劣化により割れてしまい、そこから駆動回転により内部のグリスが飛散してしまっています。

 

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等速ジョイントを分解して、内部を綺麗に洗浄し、新しいブーツに組替えてグリスを注入

 

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幸い今回はブーツ交換で済みましたが、知らずにグリスが飛び散った状態で乗り続けると、そのうち損傷による異音が発生してジョイントAssyの交換が余儀なくされます。

 

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また今回のA170は、試運転すると、ゴトゴトするハンドリングを体感しました。

ユーザー様はその症状に対する不具合を訴えてはいませんでしたが、明らかに経験上ではフロントのロアボールジョイント損傷による体感症状

 

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この型のAクラスや同年代のBクラスに多い、外観での目視点検では判断できないフロントロアアームのボールジョイント損傷

ボールジョイントをロアアームより外して広げると、ブーツの損傷により内部のグリスが無くなって異物が混入してしまっているのが確認できます。

もちろんロアボールジョイントを新品に交換した後は、ベンツ本来のしっかりとしたハンドリングが蘇りました。

 

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その他、ブレーキパッドやベルトの他に各油脂類等をリフレッシュし、最終的にDASによるテスター診断及びメンテナンスインジゲーターの設定。

 

UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2017y度 年間ベンツ修理入庫実績164台)

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また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等)

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