スロットルの学習に伴うECMリプログラミング/キャデラックエスカレード

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業者様よりお問い合わせを頂き、急遽ご来店いただいた、2007yキャデラックエスカレードの作業です。

スロットル系の不具合にて、スロットルボディを洗浄した後からアイドリング回転が約2000rpmまで上昇してしまったという案件です。

スロットルバルブはエンジンの作動時間/走行距離に比例して発生する「汚れ」により、スロットルが閉じているアイドリング時の吸入空気量が減少します。

その為、電子スロットルではエンジン作動時のアイドリング回転数検知により学習を行い、スロットルバルブの適正位置を補正し記憶していきます。

 

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以上の内容から、スロットルバルブの洗浄を行った際はアイドリング時の吸入空気量が増加する為、再度アイドリング回転数の再学習をテスターを使用して強制的に行わないと、アイドリング回転数は基準値よりも高回転になると考えられます。

 

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通常は診断機であるTech2の項目にあるアイドル学習のリセットやクランクポジションセンサーの学習項目を実行することにより対応させることになるのですが、それらのプロセスを操作しても全くエンジン回転数が落ちずに改善してくれないケース…。

 

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今回のようにスロットルバルブの位置学習が消失した場合、エンジンを制御するECUであるエンジンコントロールモジュール(ECM)をリプログラミング

こういったリプログラミングを実行するには、パススルーにてGMサーバーとオンラインにて行うことになります。

 

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ECMリプログラミング後に再度Tech2診断機にて各種学習設定を実行すると、通常回転数の安定したアイドリング回転が蘇りました。

 

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