加速時の異音振動に対する対処/ポルシェカイエン

各部定期点検にてお預かり作業を行った、92A型ポルシェカイエンです。

エンジンオイルやブレーキフルードといった定期交換油脂類のリフレッシュをはじめ、摩耗したタイヤの交換や、カイエンでは定番?の作動しなくなったエアコンブロアファンモーターの交換作業。

 

そしてロードテストを行うと、加速時にフロア周辺から例の異音/振動も発生

ユーザー様は気にしておられなかった?ようですが、主に3/4速時にドンドンドン…という不快な異音振動が発しています。

 

この92A型モデルの場合、その原因箇所の多くはマカン同様、トランスファー内部から発しているものが殆どで、直線加速時の3速や4速辺りやコーナリング時にドンドンドンという奇妙な異音/振動が出ることが多く、今回のカイエンもその症状が発生してきている状態でした。

 

その不具合に対し初期症状であれば、トランスファーオイルの交換にて改善される可能性が高いという事例も多く、UGでも過去に数台のカイエンで経験しています。

というのもトランスファーオイルが途中で品番変更され、先の症状が発生しているカイエンでは品番変更されたトランスファーオイルへの入替えが推奨されています。

 

日本ディーラーでは10万キロ交換不要等記載されていたりしますが、トラブル報告の多いカイエンやマカンのトランスファーではもっと早いスパンで定期的に、且つ事前に新品番へのオイルへと入替しておくことをお勧めします

カイエンのトランスファーオイル入替は、特に難しい内容でも無く、オイルを事前に用意しておけば、他の一般的なトランスファー同様お待ちいただいている間に作業可能

 

トランスファーオイル交換後にロードテストを繰り返し行うと、先の不快な症状も改善され、最後にメンテナンスインターバルの更新設定を行って作業終了です。

 UG/yoshida



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