エンジン始動不能とLAN回路の成立/シボレーカマロ

キーを廻しても無反応でエンジンが始動できないトラブルで、UGへレッカーご入庫頂いた、2010yシボレーカマロの診断です。

 

確かにキーを挿入してシリンダーを廻しても、イグニッションONにはなれど無反応…そしてキーを抜いているにも関わらず、メーターの警告表示が点灯したままの状態に陥ったりします。

 

GDS2を接続してECU診断を行なうと、数多くのユニットとコミュニケーションが取れていない状態と判明。

これら多くのECUスリープにて、先の不可思議な症状が発生しているものと予測できます。

 

これら通信不良に陥っているユニット群のデーターリンクラインを順番にチェックして診断した結果、結論から言えばテレマティックス通信インターフェイスコントロールモジュールの内部不具合により、ロースピードシリアルデーターライン(GM LAN)が影響を受けたのが原因と判明。

 

テレマティックスとは電気通信と情報処理から作られた造語で、双方向通信による移動体通信システムの総称です。

テレマティックスユニットに不具合が生じると、オンスター等のテレマティックサービスが使用できなくなりますが、並行車両を日本で使用する場合には全く無意味な存在。

 

ただしユニットの配線端子を外しただけでは、エンジンは始動すれど一部のハイスピードデーターライン(GM LAN)の回路が成立せず、チェックエンジン警告が点灯します。

その為、GM LAN回路をバイパス配線処置を行い、テレマティックスユニット以外のLAN回路を成立させることで対処。

 

最後に念のため、他のECUに影響が及んでいないかチェックして作業終了です。

UGではGM系(シボレー/キャデラック等)の純正診断機器であるGDS2/TECH2を完備(インターフェイス/MDI2)し、GM/Tisオンライン起動による各種プログラミングも常時対応可能です。

GMブランドの車種でメンテナンスにお困りの方(ディーラーの修理金額にご不満の方もしくは違法改造等の理由でディーラー作業を断られた方)、UGでは各種診断はもちろん、ECU交換の際に必要なプログラミング等も全て可能なので、ユーザー様及び業者様問わずご遠慮なくご連絡ください。

 

UG/yoshida



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