インジェクターの噴射量調整/BMW120i

始動直後のエンジン不調にてテスター診断作業中の、E87型系のBMW120iです。

 

DMEユニットデーターの不正回転値を点検すると、No2シリンダーが規定値よりズレが発生している状態。

 

いわゆる特定の気筒が失火する要因としては、スパークプラグやイグニッションコイルといった点火系トラブルの他に、燃料を噴射するインジェクターの噴霧不良等も考えられます。

 

特に今回の120は、リーンバーン直噴エンジンであるN43系が搭載されているモデルの為、その構造上インジェクターの劣化トラブルも事例としては多く存在します。

 

但しインジェクターの不具合にて他の部品と交換する際は、DMEユニットに保存されている各気筒の噴射量調整値の変更が必要となります。

 

直噴エンジンのインジェクターには、製造後にメーカーの測定によって算出された2つの調整値が生成されています。

この調整値によってDMEは演算処理された噴射量を補正し、排ガスエミッションを低減します。

 

インジェクター交換に伴う調整値変更は、テスターのサービス機能を用いて必要とするシリンダーの調整値を入力/保存することにより行います。

 

そして作業完了後の仕上げは、RECS(Rapid Engine Cleaning System)施工によるインテークの洗浄作業

特に直噴エンジンでは その構造上、燃焼室インテークバルブ付近にカーボンが堆積しやすいので、こまめなオイルメンテナンスと定期的なRECSによるクリーンアップは効果的かと思います。

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