チェックエンジン警告が点灯している、2007yリンカーンナビゲーターの事例です。
今回の警告点灯の理由は、エンジンのノックセンサー1に対する不具合をPCMが常時検知している為に点灯。
ナビゲーターに搭載されている3Vエンジンには、Vバンク内にノックセンサーが左右バンク1つずつ(計2個)装備され、センサー1は右バンク側になります。
PCM側でノックセンサーの抵抗値を計測したところ、明らかに断線と判明した為、インテークマニホールドを取り外す必要性があります。
インテークマニを取り外すとVバンク内に、左右のノックセンサー及びシリンダーヘッド温度センサーが装備されているのが伺えます。
これら3種のセンサーハーネス端子を抜かずともインテークマニが取り外せた場合、その不具合は…過去にインマニを取り外す作業を行った際の誤った配線処置が原因かもしれません。
今回のナビゲーター、ノックセンサー1側の端子部で配線が切れてしまっているのが判明…もちろん経年劣化で断線してしまった可能性もありますが…
インテークマニ後方に装備されているIMRC(インテークマニホールドランナーコントロール)のロッド動作により断線してしまっている可能性も否定できません。
というのも先に述べた3種のセンサー配線が誤った取り回しで結線されている車両を過去にも数台経験しており、その為にセンサー断線等の不具合検知やIMRC作動不具合(ロッド駆動の抵抗)が発生している原因となっている車両もあります。
本来これらのセンサーは、IMRCロッドの内側をまたぐ様に車両側端子と結線されているのでロッドに触れる事無く、そしてインテークマニ脱着時にはまたいでいる配線端子を取り外さなければいけない取り回しで結線されているのが正解です。
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