バックアップバッテリーの故障メッセージが点灯している、W222型ベンツS550の作業です。
ベンツでは古くからメインバッテリーとは別にサブバッテリーが備わっており、W222では主にECOスタート/ストップ機能に影響を及ぼします。
モデルによって様々な位置に配備されるサブバッテリー、W222ではトランク内部の右側トリムを外すと、その存在が確認できます。
サブバッテリーもメイン同様に定期的に交換を必要とする消耗品であり、特に近年のベンツでは電子デバイスの多様化により、その機能も重要視されます。
内部抵抗過大にて電圧降下が発生による故障を検知している場合は、新品バッテリーへの交換が必要。
また車種によっては、フロントシグナル検知制御モジュール(フロントSAMモジュール)の更新プログラムが存在している場合があります。
今回の不具合と直接関連性は無い(サブバッテリーの寿命)と思われますが、必要な場合はオンラインによるSCNコーディングによりプログラミングの施工。
また、同時にメインバッテリーを交換した際は、エレクトリカルチャージスループットを0Aに設定し、バッテリー交換確認ルーチンを実行します。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、アメ車のみならずベンツの修理も数多く承っております(2019y度 年間ベンツ修理入庫実績216台)
あらゆるクラスの各種故障診断はもちろん、ECU交換の際に必要なオンラインによるSCNコーディング等、ディーラーレベルの作業が可能です。
また、ディーラーでは行うことの無い、各種コーディング変更等も修理作業にて実施(例:一部の中古部品プログラム変更による同期/SBC作動時間超過に対するリセット処置等/その他TVアクティブ化やデイライト等の各種カスタムコーディング)
ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
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