ウォーターポンプの水抜き穴からの漏れ/USトヨタ タンドラ

納車前点検整備を行った、2012yUSトヨタタンドラです。

新車時から8年経過したお車ですが、新車並行車両でオドメーターも8000㎞とかなり少ない綺麗な個体。

 

…ですが、リフトに上げて下回りを点検すると、エンジンフロントタイミングケース下部周辺に、赤いクーラント(冷却水)の漏れ乾いた痕跡。

 

案の定、やはりウォーターポンプからの冷却水漏れ…タンドラに限らず意外とトヨタ車では、ウォーターポンプからの水漏れトラブルが多い?気がします。

 

新しいウォーターポンプとサーモスタット等を手配して、交換作業の開始です。

 

こういったウォーターポンプからの水漏れ原因は、シャフト軸ベアリングのガタにより「水抜き穴」から漏れてくるケース

自動車に装備されるウォーターポンプには、劣化によりシャフトシールから水漏れが発生した際に備え「水抜き穴」が設けられています。

これはウォーターポンプ内のベアリングに水が浸入して、シャフトロック等の二次災害を防止する目的で備わっています。

 

…決して整備性が良いとは言えないタンドラのエンジンルーム…脱着に伴い各種ウォーターホース類も交換し、ファンベルトや各種油脂類もリフレッシュです。

 

UG/yoshida



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