エンジンオイル漏れ修理でお預かりしていた、W221型前期モデルのベンツS350の作業です。
このW221に搭載されていたM272(V6)及びM273(V8)系エンジンでは、定番ともいえるオイル漏れ箇所が2点存在します。
まずはシリンダーヘッド右バンク後方に位置する、オイルセパレーターからのオイル漏れ。
エンジン後方部からのオイル漏れの大半は、このセパレーター及びカムエンドのプラグキャップ部からの漏れ。
セパレーターカバーを取り外すと、カムシャフトにドリップパンがボルトで留まっているのですが、同時に交換する際は逆ネジなので要注意。
そしてもうひとつの定番箇所は、先代のM112系エンジンでも多かったオイルエレメントハウジング部からのオイル漏れ。
エンジンフロントカバー部がオイル漏れ汚れしている場合は、大抵この箇所からのオイル漏れで、進行すると漏れたオイルでファンベルトが損傷します。
M112/M113系エンジンでも多かったオイルクーラー付きエレメントハウジングからのオイル漏れですが、M272/M273系エンジンでは構造が変わり、分解手順が異なります。
ハウジングAssyを取り外して、クーラー部及びブロック側双方のシールガスケットを新品部品へと組替作業。
オイル漏れ作業後はテスターでの最終チェックを行い、無事納車完了です。
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