エアコンが効かなくなる原因/クライスラー300C

時々エアコンが全く効かなくなるトラブルにて修理ご入庫頂いた、2011yクライスラー300Cの診断です。

ご入庫頂いたときはエアコンも正常に効いている状態でしたが、あるとき全く冷えなくなり送風状態に陥る模様

 

もちろん正常な状態時は冷風が出るので冷媒ガス量不足等も無く、テスターで診断してもエアコンコンプレッサー機能を停止させたエラー検知履歴も皆無

 

このパターンに陥るLXやLD等のある特定の年式では、その原因がヒューズボックスに存在する可能性が高いです。

 

具体的にはNo12に位置するコンプレッサークラッチのヒューズ(10A)が、IPボックス内での接点不良により通電しなくなるトラブル。

今回診断したLXもNo12ヒューズを確認すると、黒く焼けた状態になっており、その為に時々通電不良が発生し、コンプレッサークラッチが入らなくなっていると予測できます。

 

特にヒューズボックスに貼られたPDC識別番号により、早期品番のものはその発生率が高く、その対応としてメーカーより配電回路を変更するリペアハーネスが供給されていました。

 

しかし現在ではそのリペアハーネスキットの供給も終了してしまったので、配電回路を把握したうえで別回路のヒューズ配線処理を行うことで対応することになります。

 

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