プロペラシャフトマウントの劣化/ダッジチャレンジャーヘルキャット

車検整備にてお預かりした、2016yダッジチャレンジャーヘルキャットのプロペラシャフト交換作業です。

 

プロペラシャフトは、エンジン/ミッションから発生する回転動力をリアアクスルに伝えるシャフト。

ミッション後方からリアデフに繋がる長い回転軸の為、中央部にジョイントが設けられボディにマウントされているのですが、経年劣化に伴いマウントの損傷や異音等が発生してきます。

 

足回りのサスペンションブッシュと異なり、薄く柔軟性のあるマウントゴムなので、ひび割れ等の損傷が見受けられる場合は要注意

 

特に6.2リッター&スーパーチャージャーで武装されたヘルキャットから発生される駆動トルクに対し、劣化したマウントやガタが発生したベアリングでは、破壊される危険性も高いです。(画像は以前に破壊されて急遽交換を余儀なくされた別車両の6.4SRT)

 

チャレンジャーのプロペラシャフトセンターマウント部は単体部品が存在しない為、プロペラシャフトAssyでの交換となります。

 

その為、決して安い部品ではありませんが、知らずに乗り続けると破壊されて走行不能状態に陥る危険性も高く、場合によっては高速回転するシャフトが暴れてボディ側へのダメージも…。

 

今回は車検整備なので、その他各油脂類やフィルター類の消耗品もリフレッシュ。

 

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