充電不良によるPCM交換とSPS2プログラム/シボレーコルベット

各種不具合修理にてこの度初めてUGへ修理ご入庫頂いた、C5モデルのシボレーコルベットです。

エンジンを始動して暫くすると、チャージシステムのエラーメッセージが表示される不具合が発生しています。

 

PCMに入力されているDTC(故障コード)を確認すると、オルタネーター(ジェネレータ)の制御不良に対するエラーを検知しています。

 

オルタネーター(ジェネレータ)とはファンベルトで駆動される充電器で、エンジンが始動している間はベルト駆動によってバッテリー充電機能を行います。

 

そのオルタネーターの発生電圧をPCMが監視し、現車の電気負荷状態等によって充電機能を制御しているのですが、今回のC5はPCMの制御不良によってFターミナルシグナルがデタラメな数値を示している(画像グラフ緑色)ので充電機能が損なわれている状態。

 

C5のPCMは既に新品部品はメーカー廃盤となっているのですが、リビルト品の供給が存在し、USAより手配して現車のPCMと組替作業。

 

リビルトPCMと言えども現車のVINに適合させるためにプログラムが必要、SPS2(サービスプログラミングシステム2)を起動させて取り付けたPCMをプログラミング

 

またPCMはセキュリティを有するECUとなるので、PCM変更後はイモビライザーの再学習

 

その他、PCM変更に伴う各種学習プロセスを完了した後は、電気負荷に対して安定したジェネレーター制御シグナルが発生し、先のチャージシステムエラーも完治しました。

 

UGではGM系(シボレー/キャデラック等)の純正診断機器であるGDS2及び各種診断機を完備し、GMオンライン起動(SPS2)による各種プログラミングも常時即対応可能です。

GMブランドの車種でメンテナンスにお困りの方(ディーラーの修理金額にご不満の方もしくは違法改造等の理由でディーラー作業を断られた方)、UGでは各種診断はもちろん、ECU交換の際に必要なプログラミング等も全て可能なので、ユーザー様及び業者様問わずご遠慮なくご連絡ください。

UG/yoshida



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