スマートジャンクションボックス腐食によるスターター回路不具合/リンカーンナビゲーター

イグニッションキーを「ON」位置までしか廻していないのに、スターターモーターが廻ってしまう…という案件にて、業者様より修理ご入庫頂いた、2005yリンカーンナビゲーターの作業です。

ご存じのように普通はイグニッションキーを「スタート」の位置まで操作することによってスターターモーターが駆動し、エンジンが作動してキー操作を止めると、キーは「ON」位置まで戻る…のですが、現車は「スタート」位置まで廻さずとも「ON」位置でスターターが駆動してしまう状態です。

 

その不具合症状だけ聞くと、イグニッションスイッチ部位の不良かと予測しがちなトラブルです。

しかし現車は、既に業者様の方でイグニッションスイッチ部を交換したけれども、その症状は全く改善せず…ということでUGにご入庫頂きました。

 

スマートジャンクションボックス内になるスターターモーターリレーよりスタートシグナルを測定すると、約10~11V程度のスタートスイッチ電圧が発生して途切れない状態と判明。

 

スターターリレーのスタートスイッチシグナルは、エンジンを制御するコンピューター/PCMより出力されます。

上記内容からPCMに問題がある…かと思いきや、PCMからのスイッチシグナル出力は正常。

 

PCMからはON/スタートの出力制御は正常なのに、リレー側で測定するとONでも途切れず…原因はスマートジャンクション回路内の基盤腐食によるものと判明。

 

既にこの年式のスマートジャンクションボックスは入手不可なので、業者様がご用意された中古部品を使用して組替対処にて無事正常復帰です。

 

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