イグニションキーを廻しても、セルモーターが作動するのみでエンジンが全く始動しなくなった、2013yジープグランドチェロキーSRTの作業です。
点検するとフューエルポンプからエンジンにガソリンが供給されていない、このあたりの年式のグランドチェロキー/デュランゴ等では多いポンプリレー回路不良が予測できます。
2011y~2013yのWD及びWKでは、TIPMユニットに内蔵されたポンプリレー回路の不具合が多発し、メーカーよりセーフティリコールとして改善対策が講じられていました。(新車時の状態ではフューエルポンプリレーが外部に存在していません)
2017y頃にリリースされた最初のセーフティリコールT59で、外部リレー改善部品の配線/取付による処置が発表され、現車も既にT59リコールは対策改善済。
しかし後に、ポンプリレーは作動しているにもかかわらず、実際のポンプ出力が発生しておらずポンプ非作動=エンジンかからず…近年、T59のみ対策済のWD/WKで多く診られる症状です。
それに対してメーカーより更なる改善対策として、新たな改善されたフューエルポンプリレーに対するセーフティーリコールV62をリリース。
当時リコールとして供給されていた外部リレー対策パーツに対して「リレー接点がシリコン汚染の影響により故障する可能性がある」とアナウンスされ、実際UGでも既に数台のT59対策済車でリレー不良によるトラブルを経験済み。
その為セーフティリコールV62では、新たなリレー&ハーネスの改善部品がリリースされています。
それに伴ってリレーボックス端子も変更となる為、過去にT59対策にて配線したポンプ回路のハーネスを、再度加工して配線作業を施します。
V62でのフューエルポンプリレーケースはPCMの横側にブラケットで装着され、より信頼性の高いリレーへの変更により安定したポンプ出力が改善します。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。
クライスラー/ダッジ系だけでも年間400件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2021y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績432台)
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備
フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備
GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応
ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備
BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~19:00 土/日/祝 11:00~18:00 定休日/毎週水曜日