接点不良によるサービスライドコントロール点灯/シボレーコルベット

暫く走行するとサービスライドコントロールの警告メッセージが点灯するという不具合にて、この度初めてUGへご入庫頂いた、C6モデルのシボレーコルベットZR1の診断です。

 

検知しているDTC(故障コード)を確認すると、左フロントアクチュエーター回路の断線等が履歴として存在しています。

 

多くのGM車のマグネティックライドコントロールは、ショックのロッド先端にエレクトリカルコネクターが接続される形状になります。

今回のC6、以前に左フロントショックを交換しているらしく、どうもその後より今回のエラーを検知している状態…という内容。

 

今回のように断線等を検知している場合、このエレクトリカルコネクターの不良事例が多く、点検する為には単純に左右のコネクターを入れ替えて再度DTCの入力状態を確認する流れで進行していくことに。

 

しかしコネクター端子を外すと、妙に左フロントコネクターの嵌まりが緩い…明らかに正常な右側と比べると違いは歴然。

 

コネクターの嵌まり具合=ショックロッドの付きだし量によって左右される為、左右の付きだし量を計測します。

 

正常な右前ショックのロッド付きだし量は、アッパーマウントナット上端より約12.5㎜。

 

それに対し問題の左フロント側は10㎜にも満たないロッドの付きだし量。

 

この付き出し量の違いによって、アッパーマウントナット部で保持されるコネクターの嵌まりが緩くなり、アクチュエーター端子の接触不良が発生→走行時の振動等で断線=警告点灯

 

単純にショックの付きだし量が少ない為、ショックのアッパーナットを増し締めして右側と同じ高さにすることで、コネクターの嵌まり具合も正常に。

 

念の為、数キロのロードテストの結果も再発が診られなかったので、無事納車完了となりました。

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