失火原因の真相/ダッジデュランゴSRTヘルキャット

チェックエンジン警告点灯診断にて、業者様より修理ご入庫頂いた、2021y限定モデル/ダッジデュランゴSRTヘルキャットの作業です。

警告ランプは点灯しているものの、特に体感する不具合/不調は診うけられない状態です。

 

PCMに入力されているDTC(故障コード)はNo3シリンダーのミスファイヤ

しかし点検時は過去履歴としての入力だけで、実測値を確認しても失火検知はしていない様子です。

 

まずは消耗品と判断できるスパークプラグの点検/交換作業を行うと、プラグホール内にオイルが少し溜まっている状態と判明

バルブカバーのプラグホール部シール面より、エンジンオイルが漏れ垂れていると推測でき、それによってスパークプラグが時折りリーク→失火してしまっている症状です。

 

しかし一般的に考えられる「プラグホールシールの劣化」…未だ「新車」ともいえる今回の車両では、「劣化」というよりは嵌まりが悪い等の製造過程における不具合が存在していると考えられる内容。

 

その原因は、バルブカバーを取り外したら一目瞭然にて判明。

シリンダーヘッドのプラグホール上面に爪がかかる程の深い傷が存在し、それによってシールパッキンが密着不良となるので、オイルリークが発生してしまう状態。

 

その対処としては、ヘッド側のプラグホール上面に液体シール配布処置を施した後、バルブカバーを新しいシールパッキンに組み替え、現車のシリンダーヘッドへ取付作業。

 

もちろん、全てのスパークプラグもリフレッシュして作業完了です。

 

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