チェックエンジン警告が点灯する…という案件にて、点検ご入庫頂いた、W204モデル/ベンツC200の作業です。
ご入庫時には警告ランプが消灯してしまった状態ですが、エンジン始動後の数分間作動するエアポンプの異音が気になります。
XENTRYによるショートテスト結果では「セカンダリエアシステムのエアフロー過小」、いわゆるエアポンプの機能不良が検知されている状態。
例えばエアポンプ機能不良の末期では、作動テストプロセスによるエアポンプのスイッチオン操作を行っても全く作動制御を行わなくなり=エアポンプ本体の不良で交換が必要となります。(ヒューズ等の断線が無い場合に限る)
エアポンプとは二次空気導入装置で、排気ガスに含まれる未燃焼炭化水素を完全燃焼させることを目的とした、排気ガス規制を考慮した装置となります。
M271系エンジンのエアポンプはインテークマニ下側に隠れるようにマウントされています。
このエンジンでのエアポンプトラブルは非常に事例が多く、エレクトリックポンプ配置上の問題によるものか、コンビバルブ側より吸引した湿気が水分として溜まりやすく、エアポンプ内に混入してモーター腐食→駆動しなくなるトラブルが大半です。
その為かエアポンプトラブルは一度修理してもまた数年後に再発…という事例も少なくなく、その度に部品代+修理代の出費が必要となります。
そういった事例の多さも踏まえ、また修理費用を抑えたいユーザー様に対し、UGでは「エアポンプ機能の無効化」コーディングをご希望により施工可能。
エンジンを制御するECU/MEコントロールユニットのプログラム変更により、エアポンプ機能を排除化したコーディング変更により対処(車両によっては出来ない場合もあります)
このコーディング変更によって、エアポンプ機能が故障していてもECUは「エアポンプ無し」とプログラムされているので作動制御を行わず=故障メモリとして保存されることも無いのでチェックエンジン警告の点灯もしなくなります。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、各クラスのベンツ修理も数多く承っております(2022y度 年間ベンツ修理入庫実績230台)
あらゆるクラスの各種故障診断や各種コーディング変更等(カスタムコーディング)も修理作業にて実施しています。
ベンツの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わず、お気軽にご連絡お願いします。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備
フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備
GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応
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BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。
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