システムリーンに陥る理由/GMCユーコン

チェックエンジン警告ランプが点灯して、心なしかラフアイドリング症状も発生している状態の、2007y GMCユーコンの診断です。

 

検知されているDTC(故障コード)はフューエルトリムのシステムリーン、ちなみにP0171はバンク1側/P0174はバンク2側で、現車は左右バンク共にシステムリーン状態。

 

エンジンのフューエルトリム値がリーン状態(薄い)に偏る数値を示す場合、最も疑わしいのは二次エア混入の可能性

 

例えば今回のユーコンでは、妙に角度が付いた形状に見える、このPCVホース。

 

このホースの保護材を取り外して確認すると、折れ曲がったラインに亀裂が発生しているのが伺えます。

 

このPCVラインの損傷によるトラブル事例は多く、メーカーのサービスブルティンでもPCVライン損傷による二次エア混入事例のアナウンスが報じられています。

 

新しいPCVラインと比べると、元々装着されていたラインに比べ、90°Rからの長さが変更されています。

以前の部品よりもエンジンの振動やマウント状態等によってライン形状に負担がかからない=折れるトラブルが発生するリスクが低いと考えられます。

 

もちろんラインの交換対策後は、フューエルトリム値をリセットして正常な数値を示しているかの確認は必須です。

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