コーディングエラーによる各電装品不具合/BMWミニクーパーS

エンジンを始動すると灯火類異常の警告ランプが点灯し、エアコンコンプレッサーが入らない等の不具合が解決できない…という案件にて業者様より修理ご入庫頂いた、R56/BMWミニクーパーSの診断です。

 

もともとエンジン始動不良にてご依頼先さまのほうで点検した結果、CASの不良にて交換/プログラム作業を行って始動制御は復帰したようですが、その後よりオートドアロック不良の様々な電装品関係の不具合が発生してきている模様。

 

ディーラーを始め他業者様等で診断/作業を進行し、FRMやジャンクションボックス/SZL等を着手した模様ですが、最終的に上記エラーの解決に至らず弊社へご入庫頂きました。

 

上記エラーのテストプランでは全てネットワーク上のエラーに行きつく為、ECUに構成されているオプション装備コーディングを確認すると、僅か7項目しか存在していないのが判明

 

そもそもこの内容では全ての電装品関連をネットワーク上で制御することは不可能なので、明らかにコーディングエラーが存在していると判断できます。

 

何故どのタイミングでこのような状態に陥ったのか不明ですが、例えば汎用品テスター等でのプログラムによりコーディング内容が相違してしまう事例も多々存在するようです。

今回のR56ではCAS/FRM等、多岐に渡るコーディング内容欠落により、例えディーラー診断機となるISTA/Pを使用してリプログラムを実行しようにも、様々なユニットの交換を促されるだけで進行することは出来ません。

 

その為かディーラー様でも対応しきれずに…という流れの中で弊社へご入庫頂き、無事上記画像に表示されている様にコーディング内容修正完了

その後の点検では全ての制御が正常作動。特に不具合部品による故障では無く、全てはプログラム内容の欠落による不具合と判明し解決しました。

 

この度はご遠方にもかかわらずUGをご指名頂き誠に有難うございました。

UGでは、BMW専用最新テスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備し、各種プログラミングにも対応しています。

また、ディーラーでは行うことの無い、各種カスタムコーディング変更等(TVアクティブ化やデイライト等)も実施しています。

BMWの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わずご遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



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