TPMS（タイヤプレッシャーモニタリングシステム）の無効化コーディングにてご入庫頂いた、2010yフォードマスタングの作業です。

現車はメーターディスプレイにTPMS機能の異常を警告するランプが点灯したままの状態です。

 

そのトラブルの多くはセンサーの不具合、また社外製アルミホイル等に交換されていてセンサーが未装着といった内容でしょうか。

 

多くのアメリカ車ではタイヤプレッシャーセンサーが各アルミホイル内部に装着され、車両側のECUにて監視しています。

各装着されているセンサーは空気圧データーを送信する為に内部バッテリーが備わっているので、経年に対する寿命が自ずと存在します。

 

安全/便利な機能であるTPMSですが、その機能の必要性を求めていないオーナー様にはセンサー交換/プログラム費用の負担は無駄な出費といえます。

アメリカでは現在、国の規制によって義務化されているTPMS機能は、IDS等のメーカーテスターでは無効化処置を行うことは出来ません。

 

実作業としてはFORScan等のソフトを使用して、TPMS機能をネットワークより排除することにより、IDSでのDTC診断でもエラーを検知せず、もちろん警告ランプも点灯しなくなります。

 

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