バルブカバーからオイル漏れが発生しやすい要因/BMW435i

走行しているとオイルの焼けた異臭が漂う、F32モデル/BMW435iの点検修理です。

 

リフトに上げて下廻りを確認すると、案の定、漏れたエンジンオイルがエキゾーストに垂れて白煙と共に異臭が発生している状態。

 

この直6ターボエンジンであるN55エンジンでは、バルブカバー(シリンダーヘッドカバー)からのオイルリークが比較的多く、エンジンの傾斜と共に漏れたオイルがエキゾーストに直接垂れてしまうことによる白煙/異臭トラブル。

 

ワイパーカウル廻りやダイレクトインジェクターライン等を順番に分解し、現車からヘッドカバーを取り外します。

 

ストレート6エンジンのカバーは、その長さ故にシール精度の具合(歪み等)によって漏れやすく、特にEX側は熱による影響でシールの硬化が発生し、より漏れを誘発します。

 

特にこのN55エンジンでは、そのEX側のカバーボルトの本数がIN側と比較して少ない構造なのも、漏れやすい条件の一つかもしれません。

 

上記画像に示す通り、インテーク側(上側㉑~⑱)5本に対し、対角のエキゾースト側(下側⑮⑯)は2本しか取付ボルトが存在していません

その為シール組替の取り付け時には、特にメーカーがアナウンスする締め付け順序を正確に守って、歪まないよう注意を払って取り付ける必要性があります。

 

VANOSシステムの為、忘れずにコネクターシールも同時に組替。

 

オイルレベルチェック後は暫く暖気して、オイル漏れが改善しているか確認して作業完了です。

 

UGでは、BMW専用最新テスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備し、各種プログラミングにも対応しています。

また、ディーラーでは行うことの無い、各種カスタムコーディング変更等(TVアクティブ化やデイライト等)も実施しています。

BMWの修理でお悩みの方は、ユーザー様/業者様問わずご遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

UG/yoshida



*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備

フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備

GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応

ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備

BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~19:00  土/日/祝 11:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

トップページへ戻る