ベースブレーキシステムの圧力回路不具合/ハマーH3

トラクション警告が点灯してサービスメッセージが表示されてしまっている、2008yハマーH3の修理です。

 

電子ブレーキ制御モジュール(EBCM)のDTC(故障コード)を確認すると、ベースブレーキシステムの圧力回路に対する不具合が検知されています。

 

H3のマスターシリンダーにはマスターバッグ(バキュームサーボ)等の機械的倍力装置が存在していなく、EBCMがマスターシリンダーに備わっています。

EBCMはマスターシリンダープレッシャーセンサーからの内部入力を監視しているのですが、今回のDTCはこのプレッシャーセンサーの信号に対する異常検知による内容となります。

 

ブレーキ操作を行ってもセンサーの圧力値が変化しない/不安定な数値を示す等の実測が確認できれば、センサー及びその回路に纏わる不具合箇所を調べていくことになりますが、現車はブレーキ操作に対して正常なプレッシャーセンサー値を示しています。

 

ここで注意しなければいけないことはEBCMがブレーキ操作を行っていると認識できているかどうか?、いわゆるブレーキペダルに備わっているブレーキスイッチステータスの実測に基づいてプレッシャー値が可変している否かが重要視されます。

 

もし仮にブレーキペダル操作をしてもブレーキスイッチステータスがOFF状態のままであれば、EBCMは「ブレーキペダル操作をしていないのにマスターシリンダー圧力センサー値が増加している」と誤判断し=ベースブレーキシステムの圧力値が異常と検知してしまうのは当然で、それに伴ってトラクションコントロールの制御が行えなくなります。

 

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